ばっかすの部屋

趣味や関心ごとに関する身辺雑記をチラシの裏に書き散らす。 そんな隠れ家「ばっかすの部屋」

2020-01-01から1年間の記事一覧

三角野郎が

11月2日の記事で予告した機器セッティングの変更を行いました。 これまでのセッティング状況がこちらです。左側の3段積のラックがビジュアルシステム、右側の2段積のラックがオーディオシステムとなっています。 1)右ラックのアンプ(ヤマハ A-2000)を…

チョイと出ました

11月となりました。秋も深まり、十分涼しくなってきましたので、6月21日の記事で予告した機器のレイアウト変更に着手しようと思います。 その第一歩として、CDプレーヤ(CD-P650-R)に直接乗せているプリアンプ(Nobプリ)とフォノイコ(GK06SPa)のための櫓…

あしたのために(A級外盤No.77)

No.77「トリプル・コンチェルト、アリア・ダ・カーポ」 「まず冒頭のグランカッサを含む強烈な一撃で度肝を抜いておき、一歩後退して、しかし圧倒的な厚みでベースを確保、クラリネットのジャブとパンチを次々に繰出してくるという感じで、とにかく厚く、太…

君子評変(A級外盤No.32,49)

今回も振り返りネタです。 このところ「別冊FMfan」のバックナンバーを読み返しているのですが、その第27号(1980年秋号)の「長岡鉄男の外盤ジャーナル」における、ご覧のレコードの紹介文に目が止まりました。 No.32「モーツァルト/Fl&Hp協奏曲」(仏ア…

第三の波(A級外盤No.18,47,76)

No.76「シリウス」の試聴まで進んだのを機に、「外盤A級セレクション」第1巻の三大「波形が見えるディスク」、No.18「力と栄光」、No.47「1812年」、No.76「シリウス」を振り返ってみましょう。 それぞれに対する長岡先生の描写は、次のようになっています…

シリウスのシ者(A級外盤No.76)

No.76 シュトックハウゼン「シリウス」 波打ち際に大の字で仰向けに横たわる全裸の男の写真を、天地ひっくり返したジャケットがなかなか強烈ですが、解説に"Cover : Stockhausen takes off from SIRIUS"とあってビックリ。まさに体を張ったシュトックハウゼ…

スイングがなければ、、、

近所のゴミ集積所に「スイングジャーナル」が大量に置かれていました。2年分位をまとめた束が5本ほどありましたから、ざっと10年分でしょうか。 知らなかったのですが、2010年7月号で休刊となったそうですので、10年以上保管されていたものがまとめて処分に…

腹に一物 背に十二物(A級外盤No.75)

No.75 シュトックハウゼン「ムジーク・イム・バウフ、黄道十二宮」 未聴でしたが、A面の「MUSIK IM BAUCH(おなかの中の音楽)」に針を降ろしてビックリ!! 冒頭から、金属打楽器音がとてつもない生々しさで流れてきます。これだけで超A級決定、という感じ…

和魂洋才(A級外盤No.74)

No.74 シュトックハウゼン「歴年」 一週間を題材とした連作オペラ「光」の「火曜日」第1幕に位置づけられる作品で、オリジナルは雅楽編成で1977年に初演されましたが、このレコードは1979年に初演された西洋楽器バージョンです。 下の写真は、2014年に再演…

黒白の囮

Nobプリの黒モデルがamazonに登場しました。私が購入した白モデルとは別リンクとなっていますが、外観と価格は同一です。 黒モデルは「Nobsound ホーム アンプ用 HiFi クラスA ステレオ プリアンプ 2.0CH デスクトップ オーディオプリアンプ」、白モデルは「…

大同小異(A級外盤No.73)

No.73「アニマスIII シナプス→ ヴァレンタイン」 「ANIMUS III」と「VALENTINE」という2つの作品を、「synapse→」(矢印はsynapseの下線として記されている)という経過部で連結するという構成です。 ジャケット裏のタイトルリストには、「ANIMUS III」はク…

後ろから前から(A級外盤No.72)

No.72「パーカッション」 9月27日に紹介したNo.70「パーカッション Vol.2」の前作にあたります。「外盤 A級セレクション」の第2、3巻は、レーベルのアルファベット順並びにレコード番号順に掲載されていますが、第1巻は、作曲者あるいは収録曲の年代順に…

風と共に去りぬ

寝室の気温が20℃を切りました。 真夏の盛りには35℃程度まで上がり、真冬には5℃を下回ることもある部屋ですので、ちょうど中位点となりますが、さすがにTシャツ一枚では肌寒く感じます。天気予報は終日14-15℃で推移すると告げており、完全に夏は過ぎ去ったよ…

小さい旅見つけた

両親を連れて海を見に行きました。 といっても、千葉市の稲毛海浜公園です。東京湾の埋立地に作られた人工の砂浜ですが、「磯の松原」と名付けられ「日本白砂青松100選」にも登録されているそうで、確かに美しい砂浜が広がっていました。夏は海水浴客で賑わ…

毒きなこ

昨日の記事で紹介したバッハ大全集のBOXですが、実は恐怖の座布団が仕込まれていました。クッション材のスポンジです。 レコードのガタつき防止のために入れてあるのでしょうが、経年劣化でボロボロになると、BOXの中がスポンジ粉だらけの悲惨なことになりま…

SM趣味

レコード棚を物色していたところ、こんなディスクを発掘しました。 J.S.バッハ/無伴奏ヴァイオリンソナタ&パルティータ ヘンリク・シェリング(Vn) 仏CBS 78317 一度聴いたか聴かないか(おそらく未聴)という3枚組。BOXの番号はCBS 78317ですが、各レコ…

年年歳歳

市内の緑地公園に、彼岸花を見に行きました。 例年は「彼岸花まつり」が催されますが、今年は新型コロナウイルス感染拡大防止のため中止となりました。とはいえ、彼岸花が開花を自粛するわけではありませんので、15万本とも20万本とも言われる彼岸花が、今年…

Listeningchair Detective(A級外盤No.71)

No.71「アヴァンギャルドのリコーダー音楽」 「(P)80年、録音データ不詳」となっていますが、B面1曲目の「Nachtstück(夜の音楽)」が1978年の作品とあるので、録音は78年から80年の間ということになります。 ジャケット写真はメンバー6人が普段着で演奏し…

落とし物には福がある

近所の神社で銀杏拾いをするようになって、5年ほどになります。 2年前まではバケツに一杯拾えたりしたのですが、去年は台風で全滅。今年は今日で3回目になりますが、左の写真のようにほとんど拾えませんでした。前回は先客がビニール袋に大量に拾い集めた直…

歳月人を待たず(A級外盤No.70)

No.70「パーカッション Vol.2」 私が高校に入学した1977年4月、43年前の録音です。奏者Gualdaの若々しさが印象的なジャケットですが、1939年4月生まれということなので当時38歳、今は81歳となります。 「このジャケットから受ける視覚像と、再生音から受ける…

団栗の横並び(A級外盤No.69)

No.69「織り込まれた言葉」 これまで未聴だったレコードです。天を仰ぎ見る男性の横顔の写真に、サイケデリックなイラストだかパターンだかがオーバーラップしている、アバンギャルドなジャケットが、ある意味印象的です。 右の写真はジャケット裏のタイトル…

6'44''(A級外盤No.68)

No.68「クロウマタ・パーカッション・アンサンブル」 長岡先生が「ケージの曲は4人で演奏しているが曲としては一番面白い」と評していますが、確かに収録されている4曲(A面3曲、B面1曲)の中では、A面冒頭のケージ「セカンド・コントラクション」が聴い…

Nobプリ大解剖!?

Nobプリを購入して3か月となりましたので、中を覗いてみました。 本体重量は2.55kg。トップカバーは3mm厚アルミ製で0.36kg。 ボリュームノブの重量も測りたかったのですが、フロントパネルを外さないと取り外せない構造なのでやめました。 内部の様子ですが…

シン・ゴーヤ

昨日収穫した地植えのゴーヤです。 今年のゴーヤの中では、ベストの出来栄えといえそうなので、思わず写真に収めてしまいました。地肌がゴジラみたいに思えたので「シン・ゴジラ」のBDパッケージとツーショットしてみました。 ニンニク、鶏肉、もやしと炒め…

辟易の音楽?(A級外盤No.67)

No.67「易の音楽」 「デザインを含めて4つの賞を取った名盤」ということなので、裏ジャケットも紹介します。表ジャケットには「Deutscher Schallplattenpreis(ドイツレコード賞)」のシールが貼り付けられています。 これまで未聴だったレコードですが、あ…

成長株

8月26日の記事で初収穫を報告したゴーヤですが、その後も6本ほど食卓に登っております。うち2本は、庭に地植えした余り物の苗からのものですが、こちらの方が育ちが良い、というか根性があるようです。 左が地植え、右がバルコニーの育ち具合ですが、葉の…

普段着の黒衣(A級外盤No.66)

No.66「戦争レクイエム」 暑さがひと段落したのでA級外盤の試聴再開。やっと第1巻の3分の2までたどり着きましたが、原典で紹介されている英DECCA盤(SET252/3)は持っていません。手元にあるのは以下のAD、CD各2種類です。 左上AD:独DECCA(6.35157)(C…

閑話休題!?(A級外盤No.65)

9月7日の記事で、CALLIOPEのメシアンシリーズの1枚、CAL1930のジャケット写真を「オルガン」と紹介しました。一見してオルガンのパイプ列だと思ったのですが、よくよく見ると違うようです。 そして例によって、よくよく見ても何なのかわかりません。ハープシ…

風前の灯火

少々衝撃的なニュースが出ました。「米国の音楽ファンは2020年上半期にCDよりもアナログレコードを多く購入」だそうです。 もちろん、アナログ需要が増えたわけではありません。一般の人のCD需要が、ニッチなアナログマニア需要にも及ばなくなったということ…

話題沸騰!?(A級外盤No.65)

懲りずにNo.65ネタです。 8月26日の記事で、「外盤A級セレクション」新版のNo.65に誤植が2か所あることを指摘しましたが、もう1か所(というか3か所?)見つかりました。レーベル名が「CALIOPE」と記載されていて、本文でも2か所で「CALIOPE」と表記され…