Nobプリを購入して3か月となりましたので、中を覗いてみました。
本体重量は2.55kg。トップカバーは3mm厚アルミ製で0.36kg。
ボリュームノブの重量も測りたかったのですが、フロントパネルを外さないと取り外せない構造なのでやめました。
内部の様子ですが、下の写真左が私のNobプリ、右がamazonに掲載のもので、トランスの取付方向が異なっています。
トランスは30VAの無酸素銅Rコア。メインのコンデンサは容量6800μF/35VのNOVER社製"AUDIO GRADE POWER CAPACITOR"。どちらも(見た目は)音の良さそうな気配です。
基板については、amazonでの商品説明で「両面金PCB」と謳っていますが、確かにパーツ穴は金色に輝いて見えます。隅には「HDAM V1.3」の印字が。
ボリュームはALPS社製RK27で悪くなさそうですが、超お粗末な入力セレクタに唖然。このアンプの最大のネックといえるでしょう。
例によってコンデンサの頭に銅箔のお札を貼ってご利益を願います。また、基板を跨いでいた入力セレクタへの配線は、長さに余裕があったので、基盤にかからない引き回しに変更しました。
なお、商品説明で「出力としての東芝MOSFETトランジスタ2SK389を採用」(原文ママ)と謳っていますが、少なくとも見える範囲には見当たりませんでした。
トップカバーを戻して本体を裏返し、半球状のゴム脚を、GK06SPaの脚交換にも使ったオーディオテクニカAT6089CKに交換します。8個入り製品でしたので、初めからNobプリにも使う予定だったわけです。実測1.37gのゴム脚を引き剥がし、17.73gのAT6089CKに交換すると、本体重量は2.62kgとなりました。
以上で作業終了。GK06SPaと並んで、CD-P650-Rの大地に立ちました。