ばっかすの部屋

趣味や関心ごとに関する身辺雑記をチラシの裏に書き散らす。 そんな隠れ家「ばっかすの部屋」

歳月人を待たず(A級外盤No.70)

No.70「パーカッション Vol.2」

私が高校に入学した1977年4月、43年前の録音です。奏者Gualdaの若々しさが印象的なジャケットですが、1939年4月生まれということなので当時38歳、今は81歳となります。

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「このジャケットから受ける視覚像と、再生音から受ける聴覚像(音場)が一致しているのがこのレコードの最大の特長であり、もしこの写真の通りの音場が再現できなければ装置に問題があると見てよい」ということですが、私の装置でも再現されましたので、ひと安心。ただ、音像のソリッドさは控えめなのですが、それが正しいかどうかは神のみぞ知る?

B面の「メイ」は、1973年に行われた、クラシック音楽史上初となるソロ・パーカッション・リサイタルでGualdaが初演した曲ということですが、「永平寺一日入門という感じで、ちょっと退屈」という長岡先生の解説が言い得て妙で、思わず笑ってしまいました。