ばっかすの部屋

趣味や関心ごとに関する身辺雑記をチラシの裏に書き散らす。 そんな隠れ家「ばっかすの部屋」

話題沸騰!?(A級外盤No.65)

懲りずにNo.65ネタです。

8月26日の記事で、「外盤A級セレクション」新版のNo.65に誤植が2か所あることを指摘しましたが、もう1か所(というか3か所?)見つかりました。レーベル名が「CALIOPE」と記載されていて、本文でも2か所で「CALIOPE」と表記されています。初版、新版とも同様です。正しくは「CALLIOPE」です。

「外盤A級セレクション1,2,3」で紹介されているCALLIOPE系レーベル6枚全て(No.8,32,49,65,121,215)が、目次も含め「CALIOPE」とされていますので、長岡先生が記憶違いで「CALIOPE」と原稿に書かれたものが見過ごされたまま、初版も再販も出版されてしまったようです。

 

ところで「CALLIOPE」とは何でしょう?

例によってググってみると、1「19世紀半ばに作られた蒸気で鳴らすオルガン」、2「ギリシャ神話の叙事詩の女神」といった説明が見つかりました。No.121の紹介で「CALIOPEはオルガン音楽に力を入れているが」とある位ですから、蒸気オルガンに因んでレーベルが名付けられた、と思いきや、英語版WIKIPEDIAの「Calliope (record label)」で、"The label was named after Calliope, the muse of epic poetry and mother of Orpheus, and not the calliope organ." と説明されていました。

 

火山の蒸気で鳴らしたオルガンの録音があれば、まさにNo.65のジャケットにふさわしい「CALLIOPE」レコードなのですが、、、

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