10月9日の記事で、RCA入力とアンプ基板の直結改造報告を行ったB933アンプですが、その後色々と試聴して、悪い感じはなくなってきました、、、が、やはり何かスッキリしません。第一印象が悪かったせいもあるでしょうが、それだけでは説明できない何かが、受け入れを拒ませている気がするのです。従来、そういう装置は早々に見切ってきたのですが、B933アンプには、もう少し何とかできるような不思議なオーラも感じられるので、もう少し付き合ってみることにします。まずは、最初から気になっていたヒートシンクの鳴き止め対策から。
B933アンプには、両サイドに立派なアルミ無垢のヒートシンクが露出していますが、叩いたり擦ったりすると「シャラーン、、、」と綺麗に響きます。これをダンプすると音が変わる、と言われています。
長岡流対策としてはガムテープ貼りが定番ですが、見た目がナニですし、時間が経つと粘着剤がはみ出して来て非常に汚くなりますので、もっとスマートな対策にしたいところです。というわけで、アルミにはアルミを。ダイソーで調達した「台所用アルミテープ」の登場です。
70mm幅アルミテープをヒートシンクの長さに合わせて300mmほど切り出し、さらに半分の35mm幅に切り分けます。
切り分けたアルミテープをヒートシンクの中央に真っ直ぐに貼るため、
1)まず位置出しの養生テープを貼り、
2)それに沿ってアルミテープを貼り、
3)最後に養生テープを剥がして出来上がり、
としてみました。
左右とも綺麗に貼れたようです。ダンプの効果は抜群で、叩いても擦っても全く鳴かなくなりました。が、アルミテープに触るとアルミ箔の鳴きが感じられます。こういった点では、ガムテープやビニルテープの方が良さそうですが、とりあえずは見た目重視で行くことにしましょう。
で、肝心の音ですが、結構効果があるようで、大分落ち着きが感じられるようになりました。これなら何とかなりそうな予感、、、? (つづく)