AIYIMA A07は「Texas Instruments TPA3255、デジタルオーディオアンプBTLブリッジパワー出力300W * 2チャンネルデザイン」を謳う大出力アンプだけに、基板中央のTPA3255チップは巨大なヒートシンクに覆われています。このヒートシンクをドライバーで軽く叩くと「チン、チン」と控えめながら鳴きがあります。これを抑えるために、ヒートシンク中央に銅箔テープを貼り付けます。これだけで、叩いても「チ、チ」と鳴きが抑えられた音になります。
電解コンデンサの頭部にも銅箔テープを貼り付けます。「コンデンサの頭も信心から」というわけです。
次いでアンプ本体を裏返し、ゴム脚を取り外してオーディオテクニカAT6089CKに交換します。
システムに戻して、問題なく再生できることを確認した後、アンプ本体のカバーを取り付け、当面の対策は完了とします。
300Wアンプ(自称)にふさわしい、精悍な脚まわりとなったようですので、大成功としておきましょう。