ばっかすの部屋

趣味や関心ごとに関する身辺雑記をチラシの裏に書き散らす。 そんな隠れ家「ばっかすの部屋」

クールの誕生

物置から電気ストーブ(ナショナル「DS-1010」)を引っ張り出してきました。背面のラベルに「00年製」とありますので、丁度20年前の製品となりますが、320/640/960Wの3段階、いずれも問題なく通電しました。

f:id:bacchus-r:20201221154804j:plain
f:id:bacchus-r:20201221154812j:plain

3本のヒーター全てを灯すと960Wと、エアコン並の消費電力となりますが、ヒーター1本の320Wでも暖かさは感じられます。2時間ほど通電しておくと、室温が8℃から12℃ほどに上昇しましたから、そこそこ効果があるようです。

ところで、ルスニングルームの室温に関して、長岡先生は「オーディオA級ライセンス」の「123.室温調整」の項で「リスニングルームの室温は20度が最適。といっても一年中20度を保つのはかなりむずかしい。(中略)トータルで、室温は18〜25度の間に納まっていればまず文句なし、15〜30度でもまあまあ、しかし、10度以下、35度以上ではまず使いものにならない。演奏中止してほしい」と解説しています。特にカートリッジは室温にシビアと言われてますから、今の家に引っ越してからは、冬場にアナログを聴くことは控えていました。

しかし、MC-L1000の取説を見てみると、なんと「使用温度範囲は5℃〜35℃です」とありました。20℃±15℃を保証するということのようです(ちなみに周波数特性の測定環境は21℃となっています)。

f:id:bacchus-r:20201221154808j:plain

というわけで、ハープシコードのレコードを何枚かかけてみました。夏場より、シャープで引き締まった、まさにクールなサウンドで、プリアンプ変更後のやや暖色系の音色」が、うまい具合に相殺された感じもします。聴いた範囲では、トラッカビリティにも問題は感じられませんでしたので、とりあえずこの環境で試聴を続けてみたいと思います。

f:id:bacchus-r:20201221205626j:plain

 ところで、12月3日の記事で報告した、前立腺癌生検の結果を聞きに行ったところ、12サンプル中の1サンプルに癌細胞が認められたと告げられました。今後、CTおよび骨シンチグラフィー検査で転移の有無等を確認したうえで、治療方針を決定するという流れとなりました。