電車に乗って、東京まで行ってきました。電車に乗るのも、東京に行くのも、昨年の2月21日以来ということで、残念ながら、丸一年はクリアできませんでした。
目的地は「東京慈恵会医科大学附属病院」。8時からの外来受付に合わせて、6時半に自宅を出発しましたが、電車は最後まですし詰め状態になることはなく、この時間帯としてはかなり空いていると感じました。とはいえ、これだけ人が密集したところに身を置くのは、まさに昨年2月21日以来で、かなり緊張しました。
昨年12月の生検で見つかった前立腺癌については、その後のCTおよび骨シンチグラフィー検査では転移などは認められませんでした。これらの検査結果だけを見ると悪性度は低そうなのですが、前立腺癌の進行度の指標であるPSA値が20以上と「高リスク」レベルを示している（基準値は3.0以下）のが謎。というわけで、MRI画像と同期させて、前立腺を三次元表示し、癌が疑われる部位の大きさや位置を確認しながら組織採取を行う、最先端の生検法を試みることになり、慈恵医大病院を紹介してもらった次第。
MRI生検は3月末に行うことになりましたが、その前に「検査入院のための検査」「入院手続き」「入院前のPCR検査」と3度も通院しなければならず、こちらのリスクの方が高そうです。
診察（？）は10時過ぎには終わりましたが、秋葉原に寄ってパーツを買ったり、天狗でランチを食べたり、日本橋丸善の「骨董入札会」で入札したり、高島屋の美術画廊を覗いたりして、帰宅したのは15時過ぎとなりました。やはり、一度出かけると色々と足を伸ばしたくなるものです。今日一日で行き違った人の数は、ここ一年分のそれに匹敵したはずで、やはり東京はハイリスクな街のようです。
