ここ数日続いた雨で一気に気温が下がりました。お盆の最中とは思えないような肌寒さです。
8月8日の記事で35度と紹介したリスニングルームの室温も、27度ほどまで下がりました。この室温で新アンプの発熱はどれ位になるか、と実験したところ、二日間電源を入れた状態で39度を示しました。室温35度の時は50度でしたので、温度差は縮まったようです。
ある程度集中して聴ける室温となりましたので、改めて新アンプを試聴してみましたが、やはり一聴して不満を感じる音ではないのですが、じっくり聴くと、
１）高域のキレ、ツヤが感じられない。
２）低域の厚み、押し出しが今ひとつ。
３）音の散乱する感じが控えめ。
４）総じて音楽に色気がない。
と、色々と物足りないところに気づかされます。
それに加えて、電源を入れて三日目の今朝、様子を見に行くと、アンプの内部から「ジー、、、」という小さな音が聞こえてきました。トランスやコンデンサを指先で抑えてみても音は止まりませんが、電源を切ると止まりましたので、アンプのどこかが鳴いているのは確かなようです。さらにしばらく電源を入れて放置しておくと、唸り音は消えていました。
リファレンスアンプの座に着くのは、容易ではなさそうです。
