ヘッドアンプCX-1が使えるようであればARTのフォノイコを買ってみようと考えていたのですが、CX-1が昇天してしまったため、ヘッドアンプも必要となりました。
そんな時のために目をつけていたのが合研LABの「GK06SPa」。
MCヘッドアンプにEQカーブ切替機能まで付いて29,800円という信じられない価格ですが、「stereo」や「ステレオ時代」で何度か取り上げられている上に、高く評価するファンの声も信用できそうです。
製作者の合田健介さんは、私のメインスピーカーでもあるスーパースワンをかつて製作し、高く評価されています。
また、製作と評価のシステムとして寺垣スピーカーSP300を使われていますが、私は寺垣スピーカーを寺垣さん宅で聴かせて頂いたことがあり、高く評価しています。
これらの情報から音質に期待できそうと判断し、6/3に注文したところ、在庫ありということで即日発送され、6/4に到着してしまいました。
CX-1の上に設置したのが以下の写真。2枚組CDケースほどのサイズで、CX-1の6分の1程度の体積しかありません。
アルミ板を加工した筐体はいかにも自作アンプですが、質感の良いしっかりとした作りで安物感はありません。
背面のRCA端子は高級機並みの本格的な物が採用されています。アース端子が蝶ナットなのはナイスアイディア。
前面で存在感を示す2つのロータリースイッチは、EQカーブを左右独立で切り替えるためのもので、アルミ無垢のノブが採用されています。
本体に電源スイッチはなく、ON/OFFには電源アダプタの抜き差しが必要となるため、アンプのサービスコンセント利用が推奨されています。A-2000のサービスコンセントが初めて役に立ちました。
以上、まさに質実剛健を体現する作りに好感が増します。
接続を終え、試聴を開始します。(続く)