ばっかすの部屋

趣味や関心ごとに関する身辺雑記をチラシの裏に書き散らす。 そんな隠れ家「ばっかすの部屋」

平衡感覚

6月16日の記事の最後でちょこっと触れたTOPPING PA3s」。中華製の小型デジタルアンプです(下の写真左:ACアダプタ、右:PA3s)。

「また、懲りもせず、、、」との声も聞こえてきそうですが、ちょっと気になる特徴がありまして、Infineon Technologies 社の Class-D アンプ・チップ MA12070 を2個搭載した、フルバランス・アンプだというのです。

そのため、バランス入力端子(TRS)と、シングルエンド(アンバランス)入力端子(RCA)を備え、両者を切り替えて使用できるようになっています。

長年、CDプレーヤ「GT-CD1」プリアンプ「C-280VパワーアンプB-2302V」という、フルバランス接続システムを使用していましたので、「バランス」と聞くと心がアンバランスになってしまいます。Amazonで1万5千円ほどと、それほどお高くはないものの、ググってみてもあまりレビューが見当たらないこともあって手を出しかねていたのですが、たまたま「Amazonアウトレット」扱いで1万円ちょっとで出ていたため、結局ポチってしまったという次第。

とりあえずNobプリの上にポン置きして、Nobプリのアンバラ出力を繋いで鳴らしてみたところ、ちゃんと音が出ました。

一聴してユニークなサウンドです。中高域には独特の色付けが感じられ、低域は厚めですがやや締まりに欠けています、、、というとほとんど褒めていない感じですが、これがどうして、なかなか聴かせる音でして、しかも細かい音を良く分離して鳴らすせいか、音場感、奥行感の再現に優れているのです。

というわけで、しばらくこの状態で使ってみることにしますが、さて、、、