BookOffで「一生に一度は行きたい『日本の音風景』100」という本を買ってみました。環境省が選定した「日本の音風景100選」を紹介するという本です。
もちろん、付録のCDが目当てだったのですが、考えてみればCD1枚に100の音風景を収めたら、１地点あたり数十秒です。実際にCDをプレーヤに入れると、99トラックで69'01''と出ましたので、1トラックあたり41.8秒となります。
全トラックの冒頭には、片岡愛之助さんのナレーションによる地点名の読み上げがありますので、音風景の時間が数秒削られる上、音風景にかぶせて 余計 丁寧な説明が添えられるトラックも多いため、音風景そのものだけが聴けるのは１地点あたり数秒〜十数秒といった感じです。
しかも、ナレーションの録音レベルが高すぎて、再生レベルをナレーションに合わせると、音風景が細部まで聴き取れません。「何を考えてんだ！？」と、このCDを制作した担当者を69分1秒間、問い詰めたくなります。
というわけで、紹介された100地点のリストを眺め、訪れたことのある３割ほどの場所を懐かしむくらいしか役に立たない本でした（それなら、環境省のサイトでダウンロードできるパンフレットで十分ですけどネー、、、）。
