ばっかすの部屋

趣味や関心ごとに関する身辺雑記をチラシの裏に書き散らす。 そんな隠れ家「ばっかすの部屋」

ラストコンサート

今年2度目で、おそらく最後となるコンサートに行ってきました。

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マスク着用のコンサートは行かないつもりなのですが、地元で行われる無料のコンサートということで、オケの応援も兼ねて行くことにしたのです。

お世辞にも上手なオケとは言えませんが、10年ほど前に指導する指揮者が変わってからは、音楽の流れが良くなり、それなりに聴けるレベルになりました。近年はブルックナーマーラーに挑戦するほどになっていますが、残念ながらどちらも聴きに行けませんでした。

今回聴くのは3年ぶりとなりますが、やはりコロナのせいでしょうか、レベルが落ちた感じです。何しろオーケストラの練習というのは「三密」の極致ですから、演奏レベルを維持するのがいかに困難であるかは、想像に難くありません(学生オケなどどうなってしまうのか、非常に心配しています)。

今回のコンサートも、指揮者はマスク着用、演奏者も一部はマスク着用、弦楽器の譜面台はひとり1台、といった感じで、見ていても不自由さが感じられます(客席は一人おきで余裕がありましたが、、、)。

そんな中で、「悲愴」の第3楽章は頑張った感じでしょうか。ここで拍手が起こったのは「お約束」ですが、ある意味納得でもありました(第1楽章の途中で拍手をした人がいたのは謎ですが、、、)。

短めのプログラムで、アンコールもありませんでしたが、多くの困難の中でコンサートを開催してくれたオーケストラに感謝とねぎらいのお布施を残して、会場を後にしました。