ブルックナーを聴きたくなり、ジュリーニ/ウィーン・フィルの第9番(独グラモフォン 427 345-2)を10年以上ぶりに取り出しました。
CDプレーヤにかけると、きちんとTOCを読み込んでトータルタイムを表示し、プレイボタンを押せば再生を始めます、、、が、、、「ジジ、、、ジジジ」といったノイズが常にまとわりついています、、、!? 第2トラック(第2楽章)、第3トラック(第3楽章)も同様です。
あわててCDを取り出し、光に透かしてみましたが、左下に蒸着面の欠損が見える以外、明らかな異常は認められません。
OPPO 「BDP-105」やパイオニア「DVL-919」「DV-800AV」でも再生してみましたが、いずれのプレーヤでも同様のノイズが出ます。80年代のドイツプレスCDに多いと噂に聞く「CD劣化問題」のようです。
同じコンビによる7番(独グラモフォン 419 627-2)と8番(独グラモフォン 415 124-2)もありますが、こちらは問題なく再生できました。
これらのCDを並べてみると、問題の9番のCD(写真右端)が黄ばんでいるように見えます。これがノイズの原因なのでしょうか?
いずれにせよ、1万枚以上あるであろうCDをいちいちチェックするわけにはいきません。不良CDを引き当てたら冥福を祈って棚に戻す、と「プレイブック」に書いておくことにしましょう。