リスニングルームは、液晶プロジェクタを備えたVAルームでもあるため、照明にはリモコンが不可欠ですが、2年くらい前からリモコンの効きが悪くなってきました。何度か気合を入れて押さないと反応しなくなり始めたのです。
電池は「Energizer LITHIUM」という、デジカメで使い古した長寿命リチウム電池の使い回しですが、電圧は1.4V以上残っていて、リモコン用途としてはまだ使えるはずですので、ボタンの接触が悪くなってきたようです。
1998年の新築入居時に備え付けられていた照明装置は、24年目を迎えています。本体は問題なく点灯していますが、リモコンの寿命が訪れたのでしょう。純正のリモコン（東芝：FRC-120T）は廃番となっていますので、汎用リモコンの購入を検討していたのですが、試しに新品のマンガン電池に交換してみると、、、サクサク、ピッピと使えるようになりました！！
改めて、旧電池と新電池の電圧と電流を測ってみると、
旧電池（リチウム）：1.4V、0.1A
新電池（マンガン）：1.6V、2.5A
と、旧電池は電流値が極端に低下していたことがわかりました。これでは使い物になりません。これほど電流が低下していても、電圧を維持できていたのは、長寿命リチウム電池ならではということなのでしょうが、電圧しか確認していなかったため騙されてしまいました。
改めて調べてみると「Energizer LITHIUM」について「電圧がさっぱりさがらないので、エナジャイザーは永久機関かいっ！ と思ったぐらいだ」と報告している、ASCII.jpの記事がみつかりました。古ぼけたリモコンは、とんだ鬼子を孕んでいたようです。
ともあれ、まだしばらくは買い替えしなくてすみそうとわかり、年金生活者としては一安心です。
