B933アンプ内部の手入れも一通り終わりましたので、外していたトップカバーを戻そうと思いました、、、が、、、
よく見るとカバー中央部が湾曲して浮き上がっています。指で抑えればおさまりますので、ネジ止めすれば問題ないわけですが、筐体に余計なストレスがかかっているのはよろしくない、という考え方もあります。
カバーを膝に当てて、両手で押さえつけて矯正できるかと試してみましたが、3mm厚のアルミ板は意外と頑丈で、簡単に曲がる物ではありません。ちなみにサイズは300 X 262 X 3 mm、重量は0.59kgあります。
考えること数分。こんな方法を試してみました。本体の両サイドに1.2φ単線ケーブルを這わせ、その上にトップカバーをかぶせ、中央部をネジ止めします。
この状態で一晩放置したところ、、、ほとんど効果はありませんでした。矯正することはスッパリあきらめて、ネジ止めすることにします。
(写真左:矯正前、中:矯正後、右:ネジ止め後)
8月3日の到着時に、外れていたトランスの止めネジを直すために外して以来、3ヶ月以上ぶりにトップカバー装着状態に戻りました。
この状態でトップカバーを叩くと、多少の鳴きがあります。通常は放熱孔を避ける形でPタイルを敷いてダンプ するのですが、発熱の大きいB933アンプではやめておいた方が良さそうです。(ちなみに、室温が25度程度に下がると異様な発熱はおさまりました。一定の室温以上になると放熱が追いつかなくなり、異常発熱を起こすようです。夏季厳禁のアンプということになります)
Pタイルの替わりにカバー中央部にヤマハGT-CD1用のディスクスタビライザを置いてみたところ、大分鳴きが抑えられました。オーディオテクニカのディスクスタビライザAT673を被せると、さらに効果が増すようです。
当面、この状態で試聴を続けることにしましょう、、、とここまで書いて写真を見てみると、、、なんと、トップカバーの手前右に「AC 110V」のラベルが貼られているではないですか! カバーを前後逆に取り付けてしまったようです!!
あわててカバーを取り付け直しました。ヤレヤレ、、、