ハスラーが痛々しいことになってしまいました(理由は聞かないでください)。凹みすぎて、運転席のウインドウが閉まらなくなっていますので、放置するわけにはいきませんが、修理に出したら2ケタ万円は覚悟しないといけません。DIYでなんとかならないでしょうか?
というわけで、「バキュームリフター ガンタイプ」と「サクションバキュームカップ」というものを取り寄せました。
さっそく、大きな凹みにバキュームカップを押しつけ、力を加減しながら引っ張って見ると、、、
無事、ウインドウが閉まる程度に凹みを修復できました。
ウインドウにキズが残ってしまいましたが、我慢しましょう。
ところが、気を良くして勢いよくドアを閉めたら「ベコッ」と音がして、凹みが戻ってしまいました。そこは慌てず、再度バキュームカップで大きな凹みを修復した上で、ガンタイプで周囲の歪みを修復していきます。完全に密着する部分でないとバキュームが効きませんので、凹みの状況を見ながら吸着できる場所を探り、少しずつ矯正していく感じです。
以上、大小2挺づかいの修復作業の末、少々勢いよくドアを閉めても大丈夫になりました。これ以上の修復には、もう少し道具が必要のようです。
続いて、痛々しい擦りキズの手当てです。すでに水洗いで落ちる汚れは落としてありますが、残った擦りキズも、塗装が剥げているというよりは、塗料がこびりついている感じですので、化学的除去を試みます。
手始めに、ライターオイルや5-56を綿棒に染み込ませて試してみましたが、容易に落ちそうにはありません。そこで、恐る恐る「ペイントうすめ液(シンナー)」を試したところ、ボディの塗装はそのままに、汚れを拭き落とせそうです。
そこで気を大きくして、キッチンペーパーにシンナーを染み込ませ、落とせる汚れを一通り落としたところ、写真左の状態から、写真右の状態まで持っていくことができました。
残る汚れはコンパウンドで磨き落とし、タッチアップで仕上げれば何とかなりそうな感じとなりましたので、とりあえず作業終了としますが、痛々しさはだいぶ修復できたようです(当社比)。