ばっかすの部屋

趣味や関心ごとに関する身辺雑記をチラシの裏に書き散らす。 そんな隠れ家「ばっかすの部屋」

薄い本

最近の「ステレオ」誌は、だいぶ薄くなってきています。手持ちのバックナンバーを眺めてみると、ちょうど50年前の1974年7月号が最も厚い感じでしたので、比べてみました。

編集後記の掲載ページのノンブル(ページ番号)を比べると、1974年はP.468、2024年はP.152と、3倍以上の差があります。価格は520円(1974年)と1155円(2024年、税込)と2倍以上となっていますので、ページあたり単価は6倍以上の差ということになります。

広告索引を比べてみると、1974年は「オーディオ・メーカー」46、「オーディオ製品取扱店」48、「レコード会社・その他」9、「レコード店・その他」5で、合計108件。2024年は「オーディオメーカー」14、「A&Vソフト」1、「その他」1で、合計16件と、7倍弱の差がありました。

消費者物価指数を見ると、1974年は40程度、2023年は115程度で、3倍弱となっていますので、物価差を勘案しても1974年7月号の方がコスパが2倍以上高かった、ということになりそうです。