ばっかすの部屋

趣味や関心ごとに関する身辺雑記をチラシの裏に書き散らす。 そんな隠れ家「ばっかすの部屋」

60+1年の歩み!?

8月に入りましたが、「ステレオ」7月号ネタを引っ張り続けることにして、2024年7月号から10年ごとに遡った7月号を並べてみました。ただし、1964年7月号は手元にないので、1963年7月号(創刊2号!)でご容赦願います。
私がリアルタイムで「ステレオ」を買い始めたのは、大学を卒業して就職した1984年からですので、1963年と1974年の7月号は後に古書店で購入したものとなります。

背を比較すると、こんな感じです。1974年の分厚さが際立っていますね。

というわけで、ページ数と価格表記を比較してみると、、、

1963年:140P、定価100円
1974年:522P(編集ページ468P+新譜紹介54P)、特価520円
1984年:332P(編集ページ252P+新譜紹介80P)、定価650円
1994年:372P(編集ページ232P+新譜紹介140P)、特別定価980円(本体価格951円)
2004年:290P、特別定価1100円(本体1048円)
2014年:200P、特別定価1110円(本体1028円)
2024年:152P、定価1155円(本体1050円)

と、やはり1974年のページ数が際立って多いのですが、2024年が1963年と大差ないページ数であるのも衝撃的です。

ページ単価を計算してみると、、、

1963年:0.71 円/P
1974年:1.00 円/P
1984年:1.96 円/P
1994年:2.63 円/P
2004年:3.79 円/P
2014年:5.55 円/P
2024年:7.60 円/P

と、着実に上昇していることがわかりました。

表4(背表紙)を並べると、こんな感じです。

1963年と1974年の広告には、さすがに時代を感じさせられます。逆を言えば、1984年以降は進歩がない、、、?