チャイコフスキーの交響曲第2番は、以前は「小ロシア(Little Russian)」の副題で呼ばれることが多かったと思いますが、、、
最近は「ウクライナ」と呼ぶことも多いようです。「小ロシア」という名称が「14世紀にギリシャ正教会の行政概念として登場したものの、17世紀以降にロシア帝国の政治概念に変貌していった。20世紀初頭よりウクライナの蔑称として用いられる」ということで、使用を控えるようになったようです。
そのウクライナに、プーチン・ロシアが武力侵攻を強行しました。
バイデン・アメリカは、何日も前から警鐘を鳴らしはしたものの、指を咥えて眺めるばかり。
そもそも、何でプーチンがウクライナに侵攻するのか、理由がわかりません。「米ロが裏で手を組んで、巨大な謀略を進行させているのではないか?」などと勘繰りたくもなります。
そのウクライナ情勢のニュースで、首都がキエフであることを知りました。「キエフ」と言えば、ムソルグスキー「展覧会の絵」の終曲「キエフの大門」を連想した人も多いと思います(少なくとも私はそれしか思いつきませんでした)。
クラシック音楽とは縁の深い、でもそれ以外は縁のない国の出来事を、私も指を咥えて眺めているしかないのでしょうか、、、?