市の図書館ギャラリーで開かれる展覧会のチラシが入ったので、散歩がてら見に行きました。
2月21日に日本橋三越のアートギャラリーに行って以来の生美術展となりますが、入口で手指の消毒と、氏名、電話番号、入場日時の記入を求められました。これが新しい日常です。
伊藤若冲の「釈迦三尊像」「動植綵絵(どうしょくさいえ)」などを西陣織で複製再現したものが40点ほど展示された会場には、土曜日ということもあってか、10人ほどの来場者が見受けられました。
約140cmX80cmの原画を70cmX40cmに縮小してあるということで、スケール感はありませんし、精細感も織物の限界がありますが、若冲の雰囲気を感じ取ることはできました。
併設の常設展示室では「心象画展」が開催されていました。
久々に鑑賞するオリジナルの絵画が心に染みます。
ダムやドックヤードなど、巨大な建造物をモチーフとした北八重子の大型油彩画6点に、特に目を奪われました。このような絵を描く方が同じ町内に住まれていることを知り、ちょっと嬉しくなりました。