ばっかすの部屋

趣味や関心ごとに関する身辺雑記をチラシの裏に書き散らす。 そんな隠れ家「ばっかすの部屋」

女王様のカゲキな夜

今日6月9日は「ロックの日」だそうです。日本でしか通じない、全くの語呂合わせなわけで、では英国では何の日になるか、、、なんて下ネタは置いといて、ちょうど先日針を落とした英国のバンドのレコードについて。

何のことはない、クイーンの「オペラ座の夜」です。℗1975とありますから、47年前の作品ですね。当時私は中学2年生。その頃我が家はテレビが壊れたままとなっていて、代わりにラジオをよく聴いていました。そこから流れる洋楽ペスト10で「キラー・クイーン」や「誘惑のロックンロール(Now I’m Here)」そして「ボヘミアン・ラプソティ」などを、リアルタイムで体験しています。特に「ボヘミアン・ラプソティ」はお気に入りの曲でした。そんなわけで、後年(1990年頃)「ボヘミアン・ラプソティ」目当てでこのアルバムを購入しましたが、「ボヘミアン・ラプソティ」以外はまともに聴いた記憶がありません。

エリザベス女王の即位70周年「プラチナ・ジュビリー」をきっかけに、、、というわけではありませんが、今回初めて全曲通して真面目に聴いてみました。ロックやポップスには全く疎い私ですが、これは十分に楽しめました。変化に富んだ楽曲、しっかりとした録音、魅惑的な歌唱。特にB面1曲目「The Prophet's Song」中間部のアカペラ・コーラスには痺れました。

ライナーノーツのクレジットを見ると、おもちゃの琴(Toy Koto)やハープ、日本製ウクレレまで弾きこなすブライアン・メイの多才さが目を惹きます。

アルバムの掉尾を飾るのは「God Save The Queen」。やはり「プラチナ・ジュビリー」にあやかった選択だったようです???