ばっかすの部屋

趣味や関心ごとに関する身辺雑記をチラシの裏に書き散らす。 そんな隠れ家「ばっかすの部屋」

思案投首2020

安心して音楽を楽しめるS.M.S.L SA-36Aですが、メインシステムとして使い続けるには一つネックがあります。出力です。仕様には20W+20W(4Ω)とありますから、8Ωではそれ以下となります。

SA-36Aが搭載しているデジタルアンプIC TA2020-020の仕様書を見ると、作動電圧13.5Vで「22W@4Ω、13W@8Ω」とあります。いずれもTHD+N(歪率)10%での数値です。「"Audiophile" Quality Sound」と称するTHD+N 0.1 %で見ると12W@4Ω、8W@8Ω程度となります。

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「8W@8Ω」と聞くとかなり小出力に感じますが、普通の音楽を普通の音量で楽しむ分には問題ない数値です。しかしオコラの「ベトナム」鬼太鼓座「富嶽百景」の「阿呍三味線」といった高域超絶録音を、鼓膜が引っ叩かれるような音量で聴きだすと、300W@8ΩのB-2302Vのレベルメータは100Wを軽く超えていました。12W@8ΩのLXA-OT3試聴していた時は、津軽三味線の連続攻撃でアンプが気絶しましたので、いざと言う時のためには100Wくらいは欲しいのです。

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自称300WのAIYIMA A07を購入したのはそのためだったのですが、音質的に満足が得られませんでした。

実は、A07以外にもB-2302Vの後継として検討していたアンプがあります。
1)Breeze Audio「JMQ193」(80W@8Ω)約3万円
2)TEAC「AP-505」(90W@8Ω)約13万円
3)ROTEL「RB-1582MKII」(200W@8Ω)約18万円

 7千円以下だったA07はダメモト気分で買えましたが、3万円となると慎重にならざるを得ません。もちろん、試聴して納得がいけば安いものですが、、、とウジウジしながらWebをさまよっていると、AliExpressでJMQ193(とそっくりなアンプ)を送料込み約2万円で扱っている業者を見つけてしまい、ためらいつつもバクチ気分でポチってしまいました。

さて、吉と出るか凶と出るか、、、???