ばっかすの部屋

趣味や関心ごとに関する身辺雑記をチラシの裏に書き散らす。 そんな隠れ家「ばっかすの部屋」

音の悲しみ(ティアック CD-P650-R)

GK06SPaについてネットで調べているうちに、ティアックのCD-P650-RというCDプレーヤの評判が目に止まりました。

2015年に発売された、実売2万円台のローエンドモデルですが、「50機種を超えるCDプレーヤーを購入したが、ティアック CD-P650 が最高音質である」と絶賛されている方もいます。

現用のOPPO BDP-105ではCDが楽しめないと感じている私にとって、手軽な価格で入手できる高評価のCD専用機は気になる存在です。

すでに生産完了となり、在庫流通のみとなっているようでしたので、楽天amazonで価格をチェックしていたのですが、安値の出品物が売り切れとなり始めたので、ちょっと高目(3万円強)でしたが、あわててポチってしまいました。

6月8日に注文して、10日に到着。11日に開梱し、とりあえずアナログプレーヤのアクリルカバーの上に設置して動作チェック。

トレイの開閉、CD読取り、再生開始等の動作音は、最近のローコストプレーヤとしては静かな部類で、合格点といえます。

シンプルで無駄のないルックスや質感も、個人的には十分に好ましいレベルです。

CD再生、USBメモリ再生、リモコン、本体操作ボタン等、問題ないようですので、早速試聴を開始します。

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「、、、、、、、!??」

鳴らし始めとはいえ、一聴して何とも抜けの悪い音です。

色々なCDをかけてみますが、音の広がり感や低音の量感はなかなかの感じですが、音のキレ、スピード感が感じられません。

特に、ギターやリュートといった撥弦楽器を爪で弾く音が聞こえず、指だけで弾いているようにしか感じられないのは致命的です。

購入直後は余計な音が多くてうるさい音がする位でないと、鳴らし込むにつれて角が取れてきて本領発揮、という期待が持てません。

「結局、こんなもんか」と落胆しつつ、とりあえず51曲入りのサンプラーCDを全曲リピート&ランダム再生にして放置して床に就きました。